
キャリーがどこにも売っていなくて困った
ネルをお迎えしてから気づいて、困っていることがあります。
飼育用品が、いつの間にか生産停止になってしまうことです……。
ヒナであれば、そのときに売られているものを買って、慣れてもらえばいいと思います。
でも、里親などでお迎えした鳥だと、それまでの飼育環境と同じものはそろえられないことも。
また、長い間飼っている鳥たちの用品にも、同じことが言えると思います。
モノたんの老いじたくにも、無縁ではありません。
ネルのお迎えで最初に困ったのは、ずっと使ってきたキャリーがモデルチェンジして、もう同じものが売られていないのを知ったときでした。
ネルが入っているキャリーは、モノたんと先代文鳥をお迎えした頃に、よく売られていたものです。
それを2つ買って、それぞれの通院に使っていました。

先代の文鳥が亡くなって、彼のキャリーとケージは処分。
ネルをお迎えしてからは、また同じものを買おうと思いながら、モノたんのキャリーを見せて慣らしていたのです。
そして、一週間後の健康診断を予約してから、ようやくネットで探し出したのですが……。
ない。
どの通販サイトを見ても、売っていません。
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売られているのは、当時は見覚えのないデザインのものばかり。
デザインが変わってしまったんだ!と分かって、すごく焦りました。
よく考えると、10年もモデルチェンジ無しでいてくださいというのも、ムシのいい話ですね……。
でも、文鳥は神経質なので、成鳥になってから新しいものに慣らすのは大変です。
(ネルは通院経験じたいがないようでしたので、キャリーそのものに慣れていませんでした)
当時、ネルは、ようやくモノたんのキャリーを見慣れたころ。
そこからまた、新しいキャリーに慣れてもらう時間はありませんでした(涙)
お迎えするときには、用品はきちんと実物を用意しておかないと、ダメですね。
それに、販売されなくなってしまうことを考えたら、予備も必要かなあ。
キャリーなんて、一度購入したら、ひんぱんに通販サイトをチェックすることはないと思うのです。
でも、新しい子のものが必要になったのなら、時間をおかずにチェックすれば良かったです。
モノたん(キンカチョウ)は文鳥よりもおおらかなので、モノたんのキャリーをこのままネル用にしようかとも思いました。
でも、モノたんももうシニア。
文鳥ほど神経質ではないにせよ、見知らぬ場所で入れられるキャリーまで変わってしまうのは、精神的に大きな負担がかかりそうで……。

結局ネルのケージについては、オークションサイトで、同じキャリーが一つだけ出ているのを何とか見つけました。
心からほっとしたのを覚えています。
良かった……。
この件で、数年前、愛用していたツボ巣もデザイン変更になってしまって、困ったことも思い出しました。

ツボ巣は年に何度か交換するので、送料対策で数個をストックしていたのですが。
それが尽きたときに、ようやく今回のキャリーと同じ事態になってしまっていることを知りました。
なんと、半年も前に生産停止になっていたようでした(涙)
いわゆる伝統的なデザインではなく、少々特殊なデザインのツボ巣でしたので、今更どれに変えたら良いのかと悩みました。
リニューアルしたものを購入してみましたが、先代の文鳥は絶対に入らず……。
(モノたんは、警戒しながらも初日から入ってくれました)
結局、先代には、色合いが比較的似たものを用意しました。
それでも、最初は怯えてしまって……慣れてくれる(入ってくれる)まで数日かかったと思います。
神経質な鳥の飼い主さんたちは、同じように困ったのではないでしょうか。
そう考えると、ほぼ一生ものの用品(ケージ、キャリー、餌入れなど)以外は、ユニークデザインではなく、ありふれた形がいいのかもしれないなあとも、考えはじめています。
最近は、かわいいデザインのものもたくさん出ていて、つい購入したくなるのですけどね。