
手乗りくずれ文鳥、お迎え4日目-初めてのケージ掃除-
今日は、ネルのケージの清掃を予定していました。
荒鳥のケージ掃除の方法を調べてみると、同じケージを二つ用意して、入り口をくっつけるというのがあるそうです。
掃除の時は(掃除しないケージへ)移動してもらう。
確かにこれだと鳥のストレスは少なそうです。
でも、ネルは荒鳥ではないです。
それに、自分でケージに戻れるということだったので、放鳥しておけばいいかと考えていました。
しかし、うちに来て4日目。
今のところ、ネルが安心できるエリアはケージ付近しかありません……。
放鳥しても、絶対にケージ周りから離れないでしょう。
これでは掃除ができません。
このとき、「同じケージをもう一つ買っておけば良かった」と思ったのですよね(笑)

試しにケージの入り口を開けてみたのですが、やっぱり出てきませんでした。
部屋にまだ慣れていないので、飛んでいきたい場所も特にないのでしょう。
いつもと違う気配に、止まり木にしがみついて、中からひたすら様子をうかがっています。
困りました。
でも、強制的に追い出すのは気が引けます。
せっかくタッチまで行ったのに、また嫌われて初日の状態に戻ってしまうのは、さすがに嫌なので……。
仕方が無いので、今日は敷き紙だけ変えることにしました。
ネルが入ったまま、ケージの金網を取り外すことに。
そのまま脇に置いておけば、ネルは飛び回らなくて済むはずです。

ところで、ネルのケージはGBです。
いわゆる昔ながらのケージで、金網は底面のプラ部分と噛み合わせで繋がっています。
噛み合わせを外すとき、止まり木に、ガコン!と結構な衝撃がきてしまいます。
案の定、ネルはびっくりして、ケージの中で暴れ始めました。
ケガだけはしないで~。
あやまりつつ、そばで作業を始めました。

※一方、モノたんのケージは、HOEIの手乗りシリーズで、両側に片手でも外せるツメがついているので、衝撃もそんなにありません。取り外しのしやすさでは優秀なのですが……介護仕様にしにくいことに最近気がついて、ネルのは変えることにしたのでした。これは、別の記事にできたらと考えています。
ところが不思議なことに、始めてしばらくすると、ネルが落ち着きをとりもどしたのです。
ちらっと確認すると、掃除する私の手元をじっと見ています。
私と視線が合っていないせいで落ち着いたのか、それとも、もしかしたらケージの掃除を見たことがあるのかもしれませんね。
掃除が終わるまで、細くなってはいたものの、じっとしていてくれました。
そういえば……。
我が家では昔から、消毒以外の作業は、鳥たちを放鳥したままやっていました。
その間、鳥たちは、ひっくり返されたり横倒しにされたりするケージに、面白がって止まっていました。
拭き掃除をする私の手にちょっかいを出してみたりもして、遊びのイベントになっていたようです。

自分のケージを掃除されていることも、理解しているような気がしていました。
我が家でお迎えした子たちのことしか分かりませんが……どの子も掃除中ははしゃぐのですよね。
ケージがきれいになると嬉しそうに戻っていきますし。
ネルもそうだったらいいのになと思います。