愛鳥を、悲しい迷子にさせないために

お世話キンカチョウ,文鳥

今日、我が家の近くは、春が来たのかと思うくらいに暖かでした。

「はやく春が来ないかなあ」と、思いながら外を歩いていたのですが、ふと……。

「今日だったら、迷子の鳥たちも生き延びることができるかも」とも、思ってしまいました。

 

SNSでは、一年中、迷子をさがす投稿を目にしない日はありません……。

日本の夏も冬も、飼われている鳥たちにとっては、厳しい環境です。

気温に加えて、猫やカラス、車など、見たこともない危険に、一気にさらされてしまいます。

 

私も小学生のころ、一度だけ、白文鳥を逃がしてしまったことがあります。

原因は、よく覚えていませんが、肩に乗せたままドアの開いた玄関に行ってしまった……だったでしょうか。

 

今でも鮮明に覚えているのは、逃がした後のこと。

必死に近所を、名前を呼びながら歩き回りました。

悲しくて悲しくて……。

 

そうしたら、少し離れた家の軒先で「あっ」と女性の声がしました。

そちらを見ると、洗濯を干そう(取り込もう?)としていたおばさんの肩に、うちの文鳥が止まったところでした。

そのシーンだけ、映像で今でも思い出せます(笑)

それだけうれしかったのでしょうね。

 

その家は、私の実家から100メートルも離れていませんでした。

当時、家の中ではほぼ放し飼いだったので、飛ぶ力はあったと思いますが……しょせん、家の中です。

逃がしてすぐなら、それくらい近いところにいるのではないかと思います。

 

前置きが長くなってしまいましたが、社会人になってからは、迷子というかたちでお別れをせずに済んでいます。

 

(上の前科もあることだし)私は、そそっかしいところがあります。

でも、同居の家族(夫)が、とても注意深い人なのです。

鳥には、まったく詳しくない人ですが、見習うところがありました。

今は私も、自然にできるようになりました。

 

2点しかないですし、当たり前のことかもしれません。

(と言いますか、当たり前だったらいいですね。)

 

「鳥たちがいる部屋のドアに手をかけた瞬間に、鳥たちがどこにいるか確認する」

 

我が家は、いわゆる高層階のマンションなので、窓は閉め切り。

窓から逃げることはありませんが、窓でもドアでも同じだと思います。

我が家で出口があるとしたら、部屋についたドアと、玄関です。

 

ずっと昔、放鳥中に、私がふらりと部屋を出ようとして、「鳥が出てるよ」と注意されました。

当時は、あまり気にしていませんでした。

もし、ドアから出ちゃったとしても、家から出てしまうわけでもないし……。

と、最初はおおげさに感じていましたが、彼本人の様子を見ていると、ドアを引く前に、ちらっとケージのほうを見ています。

 

鳥たちの飼い主は、彼ではなく私です。

飼い主は、もっと注意すべきなのに……と、気をつけるようになりました。

 

放鳥をするのは私なので、ケージ外にいるかどうかは、私は目視しなくても分かります。

放鳥していない、と思ったら、そのまま部屋を出ます。

放鳥しているときは、いつもの場所にいるかを目で確認します。

 

新しい遊び場所を開発してしまったり、気分が違ったりして、姿が見えないこと、あるんですよね(笑)

その場合は、(踏んでしまわないように)まず足下を見ます。

足下にいなかったら、名前を呼んで返事を待ちます。

 

気分屋のキンカチョウは、お返事しないこともしばしば……(汗)

こうなったら、部屋を出ずに、一歩ずつ床を確認しながら歩いて、目で探します。

ガサガサっと、音で分かることもあります。

とても小さいので、いつもと違う場所にいるときは、見つけるまで時間がかかりますが、仕方ありません(涙)

 

文鳥は、わりとお返事はしてくれるので、探しやすい気がします。

でも、家具の裏にいることもあるので、やっぱり目で見るまでは部屋を出ません。

 

大きい鳥だと、自分でケージのドアを開けてしまうこともあるようなので、もうひと手間(放鳥中でなくてもお返事してもらう)が、必要かも知れないですね……。

 

「ドアはのろのろ閉める。自動で閉まるドアにする」

 

ここ10-20?年くらいのマンションでは、騒音の原因にもなるので、途中まで閉めれば、あとは自動でゆっくり閉まるドアが多いようです。

我が家ではそのタイプなので、もし私がドアを閉める瞬間に飛び付いてこられても、挟まることはありません。

私は子どものころ、よくドアが半開きだと怒られましたが(笑)、それもなくなりますね。

 

そういったタイプのドアではなくても、目視&力任せに閉めないようにするだけで、事故はほぼ防げると思います。

 

我が家では、上記をまもって、これまで迷子や事故があったことはありません。

でも……小鳥は生き物ですから、思いもしないことで迷子にしてしまうこともあるかもしれませんね。

 

私の過去の経験からだけですが、直後は自分で近所を回って探すのが、いちばん良いと思っています。

そこまで遠くに行っていないし、危険や厳しい外気にさらされる可能性も低いうちだと思うので……。

もし、半日経っても見つからなかったら、私はこういったところを利用しようと思っています。

 

 

迷子掲示板です。

ネット上での情報提供でも、見つかることが増えているみたいです。

捜索用のTwitterアカウントや、ブログを作って探している方もたくさん見かけます。

見つかった!とうれしい報告もよく聞きます。

顔も見えないネットですが、皆さんよく探して下さっていると頭が下がります。

 

 

迷子動物・都道府県別確認先一覧です。

最寄りの警察署に届けておくのが良いというのは、よく聞きますね。

 

 

上は猫ちゃんですが、ポスターのテンプレートを無料配布して下さっています。

ポスターを作って、近所で協力が得られそうなところに貼ります。

迷子になる前から、作っておいた方が良い(すぐ配れるので)という意見も見かけました。たしかに……。

 

 

 

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