
手乗りくずれ文鳥、シニアキンカに怒られる
もう長いこと、モノたんの怒り声は聞いていませんでした。
数年ぶりに、聞くことになるとは。
たしかにモノたんは、若い頃はケンカっぱやかったのです。
自分の倍くらい大きな文鳥に向かって、一歩も引きませんでした。
(そして、文鳥の気性もご存じのとおりなので、同時放鳥はあきらめました……)
それが、3-4歳くらいから急に怒らなくなって……。
年を取って丸くなったのかと思っていました。

同い年だった先代文鳥も同じように丸くなったのか、それともお互いを刺激しない距離感を学んだのか。
ケージ越しのケンカ声はもう何年も聞いていなかったのです。
しかし、今日はネルがモノたんの堪忍袋の緒を切ってしまったようです。
「ジーッ!」
久しぶりの勇ましい声にびっくりしました(笑)
ちなみに鳴き声はこんな感じです。(動画のは、控えめな声だと思います)
少し前の記事で、「ネルは物覚えが良い。モノたんのケージに張り付くと良くないことをすぐに覚えた」と書きましたが……。
近ごろは、すぐ離れるのですが、ひんぱんに張り付きます。

悪いことだとは分かっているようなのです。
でもモノたんのケージは上段にあるし、遠くから飛んできても、適当に爪を引っかければ、落ちずに止まれてしまうんですよね。
まだ部屋に慣れないネルにとっては、止まりやすい、便利な場所なのだと思います。
モノたんが気になって仕方ないのもあるようです。
よくラックの縁に止まって、モノたんのケージを覗き込んでいます。
置いてある食べ物をほしがることもありますが、柵を噛んでみたり、何かとちょっかいを出したがります。
でも無言で(笑)。
じーっと凝視しているんです。

一方、モノたんからしたら、ガシャンガシャンと、さぞウルサイだろうと思います……。
無礼な子どもに「喝!」といったところでしょうか。
ところで、モノたんの怒り声を聞いたときに気づいたのですが、ネルは一度もモノたんに向かって怒ったことがありません。
文鳥は、とりあえずクチバシを向けられたら怒るような性格なので、不思議です。
今日も、ネルは怒るよりも驚いているようでした。
この間、初めて鏡を見せてみました。
先代文鳥は、「敵だー!」と言わんばかりに、クチバシが折れる勢いで攻撃していたのですが……。
ネルは首を伸ばして、(自分の姿に)興味しんしん(笑)
もしかしたら、ネルは超温和な文鳥なのかも?
※ちなみに、私がケージに入れた指には、何度か怒りのドリル突きを食らわされているので、怒りの感情がないわけではなさそうです?
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