シニアキンカのバリアフリー①

モノたん,老いじたくキンカチョウ

モノたんはこの春から、止まり木から滑って落ちることが多くなりました。

また、止まり木から止まり木へ飛び移るときにためらうことも増えてきてしまい……。

足が弱ってきたんだなあと悲しくなりましたが、そのままにしておくと、モノたん自身も生活しづらいし、ケガの心配もあります。

 

 

まずは、止まり木同士の距離を近くすることと、滑り止めをつけてあげることにしました。

これは実際にやってみると、けっこう大変なんです。

若い鳥は脚力があるので、どんな風に止まり木をつけても移動してくれてたのが分かります……。

シニア鳥にはごまかしが利きません……。

飛び移りやすそうかどうか、モノたんの様子を見ながら何度も位置調整が必要でした。

 

 

それに、老化は進んでいくので、いずれその位置でも動きづらくなる日が来ます……。

モノたんの止まり木レイアウトも、この春に初めて調整してから、すでに一度、再調整を入れています。

調整はずっと続くので、ネジなどで好きな場所につけられる止まり木を使わないと対応できないと思います。

ワッシャーやプラスチックが端についている止まり木が使いやすいです

 

 

モノたんのケージには、もともとこのタイプの止まり木を使っていたので助かっています。

モノたんが若い頃に、ケージについてきた止まり木よりも止まりやすそうだったので、これにしたのでした。

(たぶん、円柱形のつるつるな止まり木は、キンカチョウには微妙に太すぎるのだと思います)

 

長さも調節できる、伸縮ポールみたいな止まり木もあったら良いのですが……ないですね~。

これはツボ巣や餌入れを避けたり、ケージ幅ぜんぶを使わない、ハシゴみたいな使い方をしたかったりするので……。

そのたびにのこぎりで切らなくて済むような止まり木があったら、と思います。

 

 

今は獣医さんのアドバイスで、止まり木に「コーバン」というものを巻いています。

コーバン

コーバンは人間用の包帯なのですが、このでこぼこ具合と柔らかさが、鳥の足には良いようです。

私はそれまで知らなかったのですが、使ってみて感動しました!

足の爪がしっかりかかるようで、モノたんは、まったく滑らなくなりました。

半分ほど巻いたところ。クッション性を保つために、あまりきつく巻かないようにするのがコツのようです

 

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1000円強で10巻セットが買えるので、お財布にもやさしいです。

 

ただ、いっけん見慣れない止まり木になってしまうので、神経質な子には慣らす期間がいるかもしれません。

モノたんには、はじめは止まり木のよく止まる部分だけに巻いてみて、様子を見ました。

ほぼ気にしなかったので、今はぜんぶ巻きです(笑)

 

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一本だけ、コーバンなしでもまったくモノたんが滑らない不思議な止まり木が「ニームパーチS」です。

これはずっと昔、購入したときに「キンカには太すぎる~失敗した」と思ったのですが、モノたんは今でも、よくこれに止まっています。

 

同じ「SS」は滑ってしまうんですけどね……?

 

先代文鳥の看護をしたとき、彼も「ニームパーチS」に好んで止まっていたのを思い出します。

足は「乗せている」感じになってしまいますが、力を入れずに済むし、滑らないので、弱っているキンカサイズの子にはかえって優しいのかもしれません。

 

止まり木同士の位置を考えながら、落ちてもケガをしなくて済むように、止まり木の高さも下げました。

今は、一番高い止まり木から床までが25cmほどになっています。

 

上はがら空き。これまでは詰まっていたツボ巣の上が、モノたんの新しいくつろぎスペースになったようです

ケージの高さは40cmくらいあるのですが、上1/3は、今はただの空間に……。

ケージ自体を小さくする方法もあるようなので、掃除の手間などを考えたら、将来的にはそうした方がいいのかもしれません。

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↑紹介が遅くなってしまいましたが……バリアフリーの参考にしている書籍です。

モノたんのケージレイアウト作りにとても役立ちました。

 

 

同時に床も底上げし、クッションになるものを敷きました。

これも試行錯誤だったのですが……長いので記事を分けますね。

 

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