
手乗りくずれ文鳥、お迎え初日-怖いよ、でもごはんは食べるよ-
文鳥は生後半年で成鳥になるそうです。
成鳥になったら、新しい環境には慣れにくくなってしまいます。
ネルは生後5ヶ月の男の子なので、もうほとんど成鳥といっていいはず……。
見慣れないケージは怖いに違いありません。
ケージ移動がうまくいっても、移動後は大暴れするんだろうなと覚悟していました。

はたして、キャリーから飛び出したネルは、そのままケージの柵に張り付いてしまいました。
暴れはしませんでしたが、セミみたいに、じっと固まっています。
怖くてフリーズしてしまっているようです……。
移動で疲れているはずなのに、止まり木には見向きもしません。
足に力が入らなくなってずり落ちてくると、また上へ飛び上がって必死にしがみつく、の繰り返しです。
ケージからはみ出たネルの尾羽は、あっという間にボロボロになってしまいました。
とても怖がっているのは分かるのですが、飼い主にはどうしようもありません(涙)
慣れてもらうしかないので、部屋から出てそっとしておくことにしました……。

数時間ほどして戻ってみると。
緊張で細ーくなってはいましたが、どうにか止まり木にとまってくれていました。
良かった~!
そして、シードの殻が床に散らばっていることに気がついてびっくり!
え!?もう食べた??
ヒナをお迎えしたときは、警戒されていてもシリンジを見せるともれなく「キャキャ!」と口を開けてくれていたのですが……
成鳥なら、しばらくハンストするかもしれないと思っていたので、これは嬉しい取り越し苦労だったみたいです。
(注:私は経験がないのですが、初日は食事を受け付けないヒナもいるそうです。
成鳥でもヒナでも、一日エサを食べない場合は命の危険が出てきますので、小鳥の病院へ問い合わせてくださいね)
それから目の前で、バナナ型水入れもすんなり使ってくれました。
「飲み方、理解できるかなあ?」と思いながら設置したのですが、これまで使っていたのかもしれません。
我が家はこの水入れをずっと愛用しているので助かりました。
それからダメ元で設置しておいた豆苗も。
最初は「何だこれ?」って感じでつついていましたが、「お、食べられそう!」と分かったらしく、これも少し食べてくれました。
すばらしい~。
ごはん関連は満点を取ってくれました。
初日からこのペースは、もしかしたら、食い意地文鳥なのかも知れませんが……。
まずはケージに慣れてもらうところからなので、手乗りへの道はまだまだ遠いです。
でも、ネルの目は何となく優しいように思えます。

こちらは数日後に撮影したネルです。
完全な荒鳥なら、目つきがもっと鋭くて怖いはず。
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