
手乗りくずれ文鳥、お迎え初日-お持ち帰り-
どこでお迎えしようとも、そこから帰宅までの緊張感は何度味わっても慣れません。
ペットショップだと、その子を直接見られますし、店員さんがいろいろ話してくれますし、これまでのお世話のされ方もそこで判断できますが……。
里親だと、写真でしか確認できませんし、環境も、基本的には里親側から聞かないと分からなかったです。

受け渡し場所も、公共の場所だと落ち着いて話せず、挨拶+ひとことふたことが精いっぱいでした。
あたふたしていた私は、キャリー内の温度を見るための温度計を、待ち合わせ場所のベンチへ置き忘れてきてしまう始末……。
知りたいことがあれば、現在お世話している人や団体に、事前にメールや電話で聞いておくのが良いと思います。
帰りの電車の中、キャリー入りのバッグを抱えて座っていたら、なんだか妙な振動が足に伝わってきました。
電車の揺れかな?と思って少しバッグを足から浮かせてみたのですが、おさまりません。
ドン。ドン。と軽くバッグが揺れるくらいの振動が止まらず。
バッグの中を覗いてみたら、キャリーにかぶせた布がずれていて、車内の照明が片側から差し込んでいる状態でした。
中のネルが、そっちへ突進を繰り返していたんです!
慌てて布をかぶせ直すと、やっと静かになりました。
文鳥って、そんなに力がある小鳥だったかな?
今まではか弱いヒナの時点でしかお迎えしてこなかったので、初めての体験でした。
そうやって、神経を使ってやっと帰宅してからも、まだまだ気が抜けません。
キャリーからケージまで、どうやって移動してもらおう?問題です。

ヒナだと、紙箱から滑らせてプラケースに入れれば完了だったのですが……。
人に慣れていない成鳥はどうしたらいいのだろう。
つかみ出すのは最終手段だったので、前日までずっと悩んでいました。
結局、ケージと入り口同士をなるべく合わせて移動してもらいました。
もちろん、ぴったりとは合わないので、ドキドキです。
逃げ出して、部屋を飛び回られたら、捕まえる自信はありません……。

キャリー側を布で覆って暗くすると良い、と聞いていたので、そのとおりにもしました。
実際には、ネルは明るい方へ突進していく子だったので、開けた途端にまっすぐケージへ飛び込んでくれました。
良かった……。
あ、その前に、キャリーごと体重測定もしておくことにしました。
人慣れしてない文鳥にとっては、貴重な体重測定のチャンスです……。
移動前にさっと乗せて体重測定。
その後でケージの重さを計って引けば、それが文鳥の体重になります。
(ネルは23gでした。)
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