
手乗りくずれ文鳥、お迎え2.5日目-おためし放鳥で嫌われる
実は、お迎え翌日から放鳥してみました。
以前から放鳥はしていて、自分でケージに戻れるというのを聞いていたためです。
注:ケージから出されたことのない鳥ですと、パニックになって飛び回ったり、飛べずに落ちたりするそうなので、放鳥はもっと信頼関係ができてからのほうがいいそうです。
とは言え、(ネルにとっては)見たこともない部屋の中……。
すぐには出てこず、外の様子をうかがっていました。
ケージの扉を開けてから、15分くらいたった頃でしょうか。
用心しいしい、やっと出てきました。

部屋にはiPadを置いて、Youtubeの文鳥動画リストをループ再生させていました。
これまでは大所帯で、兄弟たちと同じケージに入っていたということなので、ひとりぼっちでいるのは寂しいだろうと思ったのです。
ネルはあまり馴れていないということで、今は、普段使わない部屋に隔離しています。
いずれは一緒にリビングで過ごしたいのですが、すぐに持ってくると(ネルにとって)いろいろ刺激が強すぎるかな?と。
たしかに動画は気にしているようだったので、そちらへ飛んでいくのかと思いました。
ところが……。
扉の上からまったく動きません。
やっと飛んだ!と思ったら……そのまま部屋を一周して、扉の上に戻りました。
どうやらケージ以外の場所は全部怖くて、止まりたくても止まれないようです。
動画の仲間には近寄りたいけど、それが映っているiPadが怖い様子。
そこからですか……。
もちろん、部屋の隅に立っている飼い主(人間)の方など、寄ろうともしません。
飼い主の思惑としては、
すぐiPadに飛びつく → 飼い主がiPadを持って呼ぶ → 肩に止まってくれる! |
のもくろみだったのですが、まったく、そんなに甘くはなかったです。
そのうちネルは、同じ動画にも飽きてきてあくびまでする始末。
文鳥動画は飽きられてしまいました……。
注:文鳥動画はのちのち別の意味で役に立ちましたよ。

1時間ほどすると、ケージが入っているメタルラックには止まれるようになりました。
これも、ネルがたまたま目測を誤って、扉に着地できなかったから。
この日の進歩は、これだけ。
しかもこの日、環境が変わったせいか、ネルはいつまでもケージへ戻ってくれませんでした。
急いでネットで検索して、「部屋を暗くして捕まえ、ケージに入れる」という方法を試したものの、捕まえ損ねてしまって。
初めてだったので、ほぼ真っ暗にしてしまって、私も何も見えなくなってしまいました(笑)
結局、逃げ惑うネルを捕まえるはめに……。
これまで手乗り文鳥しか扱ってこなかったから、トロい飼い主です。
おかげで翌日3日目の朝は、トゲトゲしい視線をネルに向けられました。
こういうミスで心の距離が開いていくんですね。反省。
3日目からは、放鳥中はケージのドアを閉めてネルが餌を食べられないようにしました。
お腹が空いた頃を見計らってドアを開けると、勝手に戻ってくれるようです。
(これもネットで調べました……)
ケージに自分で戻れる子ならこの方法が簡単でストレスも与えないので、一番おすすめだと思います。
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