
時間に正確すぎる文鳥たち
午後7時16分。
私にとっては、忘れられない時刻です。
亡くなった先代文鳥は、毎日この時刻になると、「ぴっ!」と鳴いてお休みカバーを掛けるように要求していました。
毎日、振り返って時刻を確かめていたわけではないのですが、たまに確認すると、いつも7時16分だったのです。
手元にある文鳥の飼育書には、文鳥は視覚と光で体内時計を調整している、とあります。
それにしても、毎日きっかり同じ時刻を認識しているのは、すごいことだと思います。
先代文鳥だけの特技かなあ?と思っていましたが、最近、ネルにも同じような能力があることに気がつきました。
私は(はかどるので)早朝に仕事をしているのですが、今、鳥たちを起こすのはだいたい午前6時半ごろです。
それまでは、お休みカバーをかけたまま作業しています。
時間が午前6時半を過ぎると、ネルがさえずるのです。
ネルの場合は、前後数分くらいの誤差はありますが……それでもかなり正確です。
聞こえ方で分かりますが、ツボ巣に入ったまま歌っています(笑)
なぜ「ぴっ!」ではなくて、さえずりなのかは不明(笑)
ネルは我が家に来たときから、なぜか、地鳴きの代わりにさえずっていたので、本鳥にとってはあまり違いは無いのかもしれません。
音量は、ちょっと抑えめです。
ネルからしたら「もしもし?そろそろ起こして-」と、私に教えているのかも知れません。
そのとき、タイミングが良いと、そのままカバーを外して起こすのですが……。
仕事の区切りが悪いと、無視してしまうこともあります(汗)
すると。
午前7時が近づいてくると、急に「ぴっ!ぴっ!」と大音量の地鳴きが始まります。
「起こして!起こせー!」という感じでしょうか。
こちらは、特に時刻が決まっているわけではないようです。
もしかしたらお腹が空いて、ごはんが欲しくて鳴いているのかも。
この朝のさえずりは、私がしばらく起こす時間を変えると、それに合わせてずれてきます。
例えば、すこし前まで、ネルたちはペットホテルにいました。
そこでは、たぶんもっと遅い時間に起こされていたのだと思います。
帰宅してしばらくは、午前7時を過ぎても、さえずりすらしませんでした(笑)
数日すると、ネルは、我が家の起床スケジュールでまたさえずり始めました。
ほんとうに不思議な能力です。

ちなみにキンカチョウのモノたんは、きっかり決まった時間に決まった動作をすることは、ないようです。
朝も、私が寝坊して2時間も後に起こしに行った……とかでしたら、文鳥と一緒に抗議の声を上げますが、それくらい。
30分くらいのずれなら、おとなしく寝ています(笑)
夜も、眠くなったら勝手に寝てしまいますし。
時間が来たのは分かっているけれど、気にしないのか?
それとも、もともと、時間がそこまで正確に分からない種類なのかは、不明です(笑)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません