
シニアキンカのバリアフリー⑤
モノたんのケージの底板を変えてから、数日が経ちました。
今は様子を見ているところです。
初日、モノたんはまったく違和感なさそうに入ってくれました。
深さを調整しただけなのと、色もほぼ同じなので……。
これくらいの変化なら、神経質な文鳥でも大丈夫な気がします。
改造後のケージを見学しにやってきた、文鳥のネル。
こちらもまったく怖がりませんでした。
ただ……床すれすれに置いてみた、一番低い止まり木がモノたんの不満の種みたい(汗)
見ていると、低すぎて止まっていいのか、飛び越えるべきなのか、迷ってしまうようです。
よかれと思ったんだけどなあ。
まだモノたんは、その気になれば、ケージの上まで行ける脚の力があるからかもしれませんね。
餌入れも床に直置きしてみましたが、止まり木に上がってしまうと、かえって食べづらそうに見えました。
餌入れをつつくには少しだけ前屈みにならないといけないようで、イヤみたいです。
すぐに、わざわざ横に降りて食べるようになってしまいました。
などなど、モノたんからの(無言の)フィードバックをもらって。
とりあえず、一番下の止まり木は外すことにしました。
床からでも、下から2番目の止まり木には飛び上がれるようですしね。
ケージ内での過ごし方も、変わったみたいです。
この改造で、床にいても、水入れや青菜入れなど全てにクチバシが届くようになりました。
人間で言う、「コタツから手を伸ばせば全部届く状態」です(笑)
そのせいか、改造後からモノたんは床にいることが多くなってしまいました(汗)
楽だもんね……。
このまま、ぐうたらキンカになってしまうのか。
かといって、これまでの底板だと、餌入れ水入れはどうしても上に設置することになるので、いちいち上り下りするのが少し不便そうだったし……。
(結局、補助的に床に置いていた餌ばかりを食べていました)
必要以上のバリアフリー化も、良くないと思うのですが、バランスがむずかしいですね(汗)
今のところ、放鳥時は飛んだり歩き回ったりしているので、運動はできていると思います。
もう少し見守ります。
バリアフリーとは少し違う面ですが、ネルとの関係も、よく分かるようになりました。
これまでの床板は、深さ5cmほどもあったので、モノたんが背伸びしてやっと顔が出ていました。
この5cmが、ネルとの接触(私が心配していたのはケンカですが)を防いでいた面もあります。
それがなくなって……。
今は、ほぼ、お互いの姿が見える状態です。
やろうと思えば、ネルはすぐにモノたんをつつけてしまうので、心配していたのです。
おそるおそるネルを放鳥してみたのですが……。
今のところ、まったく問題ないようです。
ネルが大人になったのか……。
部屋に慣れて、モノたんにそこまで執着しなくなったのか。
どちらにせよ、おとなしく(ケージ越しに)並んで過ごしてくれました。
モノたんの豆苗を引っ張り出したりはしちゃいます……。
でも、モノたんにちょっかいを出しているのは、今のところ見たことがありません。
逆に、クチバシが届くようになったモノたんは、ネルのしっぽが入ってくると珍しくてかじるようになりました(汗)
そのたびに、ネルはびっくりして固まっているようです。
万が一が怖いので、これからも目は離さないつもりですが、飼い主としてはこんな2ショットが見られるのはうれしいです。
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