
一年ぶりの着地失敗
放鳥時間になってケージの外へ出ると、モノたんはお気に入りの場所のパトロールを始めます。
お気に入りの場所はキッチン付近にいくつかあって、順番に飛んだり歩いたりしてまわっていきます。
ところが昨日、モノたんはシンクに飛び移れずに落ちてしまいました(涙)
一年前、いちばん体調が良くなかったころと同じです。
あれから少しずつ回復していったので、それ以降の飛行はゆっくり、まっすぐに飛ぶだけなものの、失敗はなかったのですが……。
私は見ていたのですぐ行って、お手々タクシーでモノたんをシンクへ連れて行きました。
落っこちてから拾い上げるまで、5秒くらいだったと思います。
できたらモノたんには、何が起こったのかわからないままでいてほしかったのです。
しかし。
一日経った今日の放鳥では、やっぱりモノたんは飛びたがらなくなってしまいました(汗)
しっかり覚えていて、怖くなってしまったみたいです……。
歩いて渡れないところに来ると、こちらを見たり鳴いたりして、私を呼びつけるようになりました。
近ごろの体重や動作からは、おかしなところは感じません。
なのでたまたま失敗してしまったのか、あるいは少しずつ進む老化が目に見えてしまったのか……どちらかだとは思いますが、今のところは不明です。
もう一度飛んでみてくれたら分かるのですが、どうも、しばらくはそうしてくれなさそう……(汗)
もうすぐ夏至ですね。7歳を越えたお達者文鳥さんは長引く換羽でお疲れだと思います。けれども換羽が終わっても疲れたでしょうとケージにいれたままにしておくと、あっという間に翼の筋肉が固まってしまって飛べなくなってしまいます。様子を見て少しでも飛ぶ運動をさせてあげてくださいね
— 文鳥中心*伊藤美代子 (@WhiteIzumi) 2019年6月18日
そうなのかあ……。
しかしモノたんを無理に飛ばせるのもかわいそうなので、放鳥はしつつ、自然に任せるしかないかなと考えています。
モノたんは3歳になったころに、それまでのような曲芸飛行ができなくなりました。
こちらはタカで、翼をすぼめてすり抜けしていますね。
が、若いころのモノたんは違っていて、体ごと90度回転してすり抜けするのが得意だったのです。
なつかしい(笑)
それをすり抜けずにUターンするようになったのを見て、私はショックでしたが、当時はモノたんも落ち込んだのかもしれません。
ただ、モノたんは食べ物に関することについての記憶はとっても良いのですが、それ以外は割とおおらか。
性格は変わらないと思うので……。
都合良く忘れてまた飛んだときのために、これからは移動ルートの床にクッション代わりのタオルを点々と置いておくことにしました。