自宅看護13日目

モノたん,老いじたくキンカチョウ

この日は通院日でした。

とは言っても、行くのは飼い主の私だけです。

 

前日に電話で相談したところ、体重の増加もまずまずあるので、フン検査ができればそれでよいと言うことになりました。

療養中のモノたんを連れ歩かなくて良くなったので、とても気が楽に。

 

行っていろいろ話を聞いてきました。

 

流動食を給餌し始めてからは、(電話で流動食の作り方について聞いた以外は)担当医とまだ話せていなかったのですよね。

 

フンの検査については、さいわい悪い菌もいないし消化もよさそうとのこと。

 

しかし、このまま体調が良くなっていけば元の食生活に戻れるのでしょうか?と聞いたところ「それは厳しいかも」との返事でした(涙)

 

一度、胃を悪くしてしまった鳥はその後も胃が弱くなってしまうそうです。

今後も自力で栄養が取りきれない場合は、一生給餌が続くことになるということでした。

 

他の病気やケガと違って、胃だとそういう後遺症?が残ってしまうのだなあ。

 

さいわい、私は給餌ができる環境です。

それに、これまでモノたんが戦ってきた「老い」も根治はできません。

胃が弱くなると言うこともその一部なのかもしれないなと考えたら、そんなにショックは無かったです。

 

ただ、痛めた胃(胃炎)はガンになってしまうことも多いということも聞きました……。

 

小鳥には胃カメラが飲めないので、胃がどんな状態になっているかは(人間のように)診断はできないそうです。

嘔吐や血便など、外から分かる情報で炎症や出血が起こっているなと判断して、それに対応するしかないと。

 

私は胃腸薬に抗生剤が入っているので、モノたんの胃炎は菌が起こしているかもしれないのかな?と考えていましたが……。

 

そうではなく、これは「胃炎→食欲不振→体力低下→悪い菌が胃に増えてくる可能性」を考えての投与だと言うことでした。

エンシュアは糖分が多いので、それも菌が増えやすい原因になるそうです。

 

ただ、抗生剤は長期にわたって投与すると副作用が出てくる可能性があるとは言われました。

なので、もう少し様子を見てフンの状態が良いままなら、抗生剤は抜いていく方向だそうです。

 

長期戦になりそうなので、この日、エンシュアは缶ごと処方してもらいました。

 

「これまでどれくらいの期間、流動食だけで暮らした子がいましたか?」と聞いてみると、胃を痛めるのは他の病気の影響だった子が多いので、最終的にはその病気のせいで亡くなることが多いそうでした。

(なので流動食だからということで期間が決まるわけではない、ということでした)

 

モノたんは今のところ、他の病気が見つかっていないので、単純に体力の続く限りということになりそうです。

 

エンシュアを投与するようになってからいろいろ調べていくと、(人間の)「胃ろう」について書かれた記事によく行き当たります。

もともと人間の胃に直接投与するための流動食なので、記事が引っかかってしまうんですね(汗)

 

それでも、ついつい読み込んで考えてしまいます。

 

どこまでが正当な医療行為で、どこからが「高齢者を無理やり生かす行為」なのでしょうか。私はその線引きこそが「胃ろう」だと考えています。

 

家族(私)にとっては、いつまでも生きてほしいけれど、本人(モノたん)はどうなのか?

答えはなかなか決められないですね。

 

本日の給餌補助:3回(朝・午後・夕方)

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