
手乗り崩れの文鳥を迎えるまで
また文鳥をお迎えしようと思えるようになって、アクセスしたのは里親募集のページでした。
里親とは、ショップやブリーダーから購入するのではなく、個人の理由があって飼えなくなったペットを、譲り受けるというものです。
自分がこれまでお迎えした文鳥は全部、ショップでお迎えして、ヒナから挿し餌をして育ててきました。
よく考えたら、成鳥(若鳥?)からお迎えするのは人生初めてのことになります。
ヒナから育てる楽しさや可愛らしさは十分知っています。
それに今、家には、あわ玉とフゴを除けばヒナを育てられる用具が多分一式揃っています。
どうしてわざわざ、と思われるかもしれません……。
実は、これはヒナ用ではなく、星になってしまった先代の文鳥の看護用品だったものです。
数時間ごとの給餌補助をしながら、「これってヒナ時代のお世話みたいだな」とぼんやり思ったのを覚えています。
それを取り出して使う気持ちには、まだなれません。
これが理由の一つです。
もう一つの理由は、先代の子の闘病中に、同じ思いをした飼い主さんたちのブログをたくさん読んだことです。
看護知識をつけたくて読んでいましたが、そういったブログには里親募集サイトのリンクが貼られていることも多かったのです。
そうしてお迎えしたのがネルです。
もうヒナ換羽も済んでいて生後5ヶ月、「手乗りくずれ」として紹介されているのをお迎えしました。
手乗りになってもらえなくても、文鳥が家にいてくれるだけでいいと思ってお迎えしました。

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