
自宅看護6日目
次の日の朝、さっそく病院で処方してもらった流動食をもらってきました。
「エンシュア」は缶入りなのを小分けした冷凍ボトルでもらうことができました。
元は人間用の流動食だそうです(汗)
開缶すると48時間以内に使わないといけないらしく、凍らせたものを少しずつ解凍して使うように言われました。
冷蔵庫に入れておくと数時間で液状に戻りました。
「フォーミュラAA」もジップロックに小分けで処方してくれました。
これも冷蔵保存です。
昨日は電話だったので、それぞれについての細かい説明はなかったのですが……。
電車の中で検索して、「フォーミュラAA」の説明にあった「強制給餌用」という文字を読んだとき、今さらながらショックを受けました(涙)
強制給餌で与えるごはんがこれなんだ……と。
エンシュアについても、小鳥に使っているブログなどを見ていくと、重い病気の子たちばかり。
モノたんはそれだけつらい状況なのだと、現実を突きつけられているようで辛かったです(汗)
それに昨日は、流動食の与え方を聞くのに必死で、「フォーミュラ」という単語も右から左へ通り過ぎてしまっていました。
「フォーミュラ」って、挿し餌のときにあげるごはんだったよね……?
家への帰り道で、やっとベビーフードのことなのだと気づきました。
昨日までは、何とかシードやペレットを食べてもらおうと努力していました。
でも、モノたんはもうヒナ扱いしないといけないんだな。
おとなのように一人でごはんは食べられないんだな、とそのとき悟りました。
帰宅してすぐ、エンシュアとフォーミュラを温めて、モノたんにあげることにしました。
温め方も温度も、聞いた内容を思い返すと、挿し餌と同じでした(汗)
人肌より少し温かいくらい。それより熱くても冷たくてもダメ。そうでした。
この日はまだ、モノたんの体重は測っていませんでした。
急いでフォーミュラを取りに行きたかったのもありますが……。
怖くてもう測れなかったのです(涙)
午後、フォーミュラをあげる前に測ったら、8.0gでした。
取りに行く前に測らなくて良かったです……。
たぶんパニックになっていたと思います。
でも、あげる前に味見してみたら「これは食べてくれる!」と希望が持てました。
エンシュアはすごく甘かったのです。
私には練乳と同じくらい甘く感じました。同じようなとろみもあります。
モノたんのくちばしに垂らしてみたら、甘いもの好きのモノたんはハッとした顔をして……。
ものすごく飲んでくれたのです。
その日の午後だけで、8gしかない鳥が2gもたいらげました。
キンカチョウは体格のわりには大食漢です。
挿し餌のとき、いくらあげてもモノたんは口を閉じてくれなくて困ったなあ……。
そんなことを思い出すくらい飲んでくれました。
どんなにお腹が空いていたのかなあ。
ごめんね。
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