
手乗りくずれ文鳥、お迎え9日目-ケージ内*限定*手乗りへ-
数日前から、お世話のためにケージ内に手を入れても、ネルは動じなくなりました。
この日は菜挿しを取ろうと手を入れたら、手をつついてくれました。
偶然、くちばしが当たったのかなとも思いましたが、青菜を交換してもう一度ケージに手を入れた時も、わざわざ近づいてきてつついてくれたのです!
一方で、ガブガブ噛みも続いていますが……(涙)。
今回のは遠慮がちでご挨拶といった感じ。
手をつついてもらっただけで、こんなに嬉しくなれるとは。
手乗りくずれの子と暮らしている楽しみですね!
ケージ内に手を入れるときは、必ず声かけをして、ネルと目を合わせてからにするようにしています。
急に手を突っ込んだら、たぶん今でも逃げられてしまうと思います……。
手乗りの子だったら、逆にくちばしドリル攻撃されてしまうかな。
また、指はくちばしに見えないよう、横向きになるように曲げてケージに入れることも気をつけています。
(これは手乗りの子でも、同じですが……)
この調子だともしかしたら、ケージの中だと手に乗ってくれるかも?
そう思って、この日はシードを手に乗せて、手首くらいまでケージに入れてみました。
青菜と同じようについばんでくれます。
ついでに本気噛みもされました……。
手の上からシードがなくなると、手に関心はなくしますが、そばにあっても怖がる様子はなさそうです。
この日も引き続き、そのまま手を動かさずにいることにしました。
本気噛みも辛いですが、この「待ち」も結構ツラかったです。
片手だけ手のひらを上にして、ケージに突っ込んだままというのは、どうやっても不自然な姿勢になります。
中途半端な高さにケージがあるとなおさら……。

ネルを放鳥してみて気がついたのですが、手乗り崩れだからか、自分より低い位置へ飛ぶのを怖がりました。
逆に、少しでも高いところへ行くのは、飛びやすいようです。
このとき、ネルのケージはだいたい床から100cmくらいのところに置いていました。
中腰になる高さなので、私はこの時期、腰を軽く痛めてしまいました……。
毎日30~60分もの間、ほぼ同じ姿勢でいなくてはならなかったからです。
肘や足もしびれていましたね。
なので、今になって思えば、手乗り崩れの子(たぶん、荒鳥も)のケージは、できるだけ高いところへ置いてあげた方が良さそうです。
放鳥時も自分で戻りやすいし、今回のように馴らし訓練をするときに、人間も立ったまま、体に負担をかけなくて済みます。
この日は、ネルをお迎えして9日目、この作戦を始めてから3日目でした。
とうとうネルは、手の上へポンと乗ってきました!
足はまっすぐペンギン状態で、すぐに降りてしまいましたが、それでも、初めて餌で釣らずに手乗りしてもらえた瞬間でした。
飛び乗って、離れて、また近づいてきて、飛び乗って……。
あとはその繰り返しです。。
このときに怖がらせてしまうと、また近づいてきてくれなくなってしまいそうで、また同じポーズで我慢大会です……。
だいたい当日はそのまま(怖がりながら)終わってしまいました。
が!
さいわい、この中腰地獄は一日で済みました。
翌日になると、当たり前のように、手に乗ってくれるようになったのです。
ほっとしました。
青菜を乗せた手に乗ったときもそうだったのですが、ネルは新しいことができるようになるたびにそれを何度か繰り返しました。
多分、安全かどうかを調べているのだと思います。
その確認が終わるまでは、ネルの表情は強ばっているし、腰も引けています。
気が済むまで確認してから一晩眠ると、大丈夫なこととしてインプットされるのかもしれません。

ケージの外で怖がらずに手乗りしてくれるまで、もしかして、あと少し……?
がんばろう。
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